2024-04-18

神戸電鉄、神戸シティ・プロパティ・リサーチ、神戸市の連携第二弾として、新たに良品計画、神戸親和大学を加え、実証事業を開始

神戸電鉄株式会社(以下、「神戸電鉄」)、株式会社Rebase(以下、「Rebase」)、一般財団法人神戸シティ・プロパティ・リサーチ(以下、「KCPR」)、神戸市は、神戸電鉄沿線の魅力や価値の向上と沿線に関わる人々の暮らしをより豊かにすることを目的に、谷上駅前スペースに続く第二弾として、株式会社良品計画(以下、「良品計画」)が運営する神戸市の無印良品と神戸親和大学を加えた官・民・学の6者で連携して取り組みます。

■実証事業の概要

第二弾として、鈴蘭台駅前の神戸電鉄が所有するテナントスペースの一区画を、駅周辺にお住まいの方や駅を利用する方等、誰もが気軽に利用したい用途で利用したい時間だけ30分単位で借りられるレンタルスペースとして運営します。

神戸親和大学の学生が発案したアイデアをもとに、「駅前を利用する人々の暮らしに“いろどり”を添える“拠点”を創る」をコンセプトとしたレンタルスペース「いろどりBASE 鈴蘭台」を4月26日(金)にオープンします。

神戸電鉄沿線には多様な世代が暮らし、また多くの通勤・通学者が鈴蘭台駅を利用します。こうした方々の日常にいろどりを添える拠点を提供することで、沿線にお住まいの方への利便性の向上とコミュニティの創出につなげていきます。

■実施場所

神戸電鉄 鈴蘭台駅

「いろどりBASE 鈴蘭台」スペースページ

「いろどりBASE 鈴蘭台」は、約6畳のコンパクトなスペース内に、プロジェクターや可動式の机・椅子を設備しているため、“利用する人のすごし方”に合わせてご利用頂くことが可能です。
駅前という立地を活かし、大画面での映画鑑賞、親子連れでの集まり会、仕事の作業場としても最適です。

友人同士や親子での交流・勉強から、ビジネスなどの様々な活用を通じて、鈴蘭台駅周辺や神戸電鉄沿線の活性化を図っていきます。

■実施期間

2024年4月26日~2025年3月31日(※)

※利用状況により、変更する場合があります。

■連携スキーム

当実証事業は、神鉄沿線の魅力価値の向上を図るため、神戸市と神戸電鉄の連携協定に基づく具体の事業(神鉄沿線時間貸しプロジェクト)で連携する4者(神戸電鉄、Rebase、KCPR、神戸市)に、地域とともに地域社会の課題解決に役立つサービス等に取り組む「良品計画が運営する神戸市の無印良品」と、北区唯一の大学として学生が主体的に地域の課題解決に取り組む「神戸親和大学」の2者が加わり、官・民・学の6者で連携していきます。

■第一弾 谷上駅前レンタルスペースの期間延長

2023年6月からの実証事業開始から約1年を迎えるにあたり、これまでの利用実績等をふまえ、2025年3月末まで期間を延長することが確定しました。

それに伴い、期間限定の割引キャンペーンを近日実施することで、より多くの方に利用機会を提供し、潜在需要の掘り起こしに取り組みます。

「いろどりBASE 谷上」スペースページ:こちら

■「神戸市」について

神戸は、市街地から至近の場所に六甲山や里山農村地域が広がり、穏やかな瀬戸内海に面しているなど豊かな自然環境に恵まれています。この地理的特長を最大限に活かし、「海と山が育むグローバル貢献都市」をテーマに、持続可能なバランスのとれたまちづくりを進めています。
URL:https://www.city.kobe.lg.jp

■ 神戸電鉄 会社概要

神戸電鉄は神戸市や三田市、三木市、小野市などの兵庫県南東部において、郊外と都心部を結ぶ交通ネットワークを形成しています。

運輸業(鉄道、バス、タクシー業)だけでなく、不動産業(土地建物賃貸業など)や流通業(食品スーパー、コンビニ、飲食業)などを通じてグループ全体で地域の発展や活性化に貢献しています。

会社名:神戸電鉄株式会社
所在地:神戸市兵庫区新開地1丁目3番24号
代表: 代表取締役社長 寺田 信彦
設立:1926年3月 
事業内容 :鉄道事業、不動産事業、保育事業、健康事業、介護事業
URL:https://www.shintetsu.co.jp

■ KCPR 法人概要

神戸シティ・プロパティ・リサーチ(KCPR)は、まちづくりを進めるうえで重要な不動産について、関係する情報の収集や転活用による高度利用の検討、さらには先進的なまちづくりの手法を調査研究するなど、戦略的なまちづくりに寄与し、神戸の価値を高め、神戸の魅力向上に貢献することを目的としています。

法人名:一般財団法人神戸シティ・プロパティ・リサーチ
所在地:神戸市中央区港島中町6丁目9番1 神戸国際交流会館9階
代表:理事長 古川 英俊
設立:2021年11月
事業内容:①まちづくりを進めるうえで重要な不動産に係る情報の収集及び分析②まちづくりを進めるうえで重要な不動産の保全・転活用に係る相談、提案及び斡旋③まちづくりを進めるうえで重要な不動産の取得、売却及び管理④先進的なまちづくりの手法等に関する事例の収集、分析及び提案⑤歴史的建築物等の保存及び転活用並びにその支援
URL:https://www.kcpr.or.jp

■ 良品計画 会社概要

無印良品を展開する株式会社良品計画は、1980年に西友のプライベートブランドとしてスタートした「無印良品」の企画、商品開発、流通・販売までを行う製造小売企業です。「感じ良い暮らしと社会」の実現に向け、地球環境や生産者に配慮した商品・サービスの提供だけでなく、遊休不動産(空き家)をリノベーションして活用したり、自社商品のリサイクル・リユース活動を推進したりするなど社会課題の解決を目指した活動を行っています。
「無印良品」の商品は、スタート時から現在まで、「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」の3 つの視点をもとに作られてきました。十分な品質と適切な価格の双方を実現する簡潔で気持ちのいい商品を提供し、現在、32 の国・地域に1000 店舗以上を展開しています。

会社名:株式会社良品計画 
所在地:東京都文京区後楽2-5-1 住友不動産飯田橋ファーストビル
代表:代表取締役社長 堂前 宣夫
設立:1989年6月
事業内容:「無印良品」を中心とした専門店事業の運営/商品企画/開発/製造/卸しおよび販売
URL:https://www.ryohin-keikaku.jp

■ 神戸親和大学概要

タグラインは「ともに学び ともに成長する」。

「先生になるなら、親和!」で知られるように西日本の女子大時代にはトップクラスと評価される教員採用実績に裏付けされてきたキメ細かな学生指導というこれまでの土台を生かしながら、教育を深化させています。新たにスタートした「SHINWA実践教育プログラム」には、ICTを活用した教育を体験できる子どもメンタープロジェクト、企業と協働して取り組む課題解決型プロジェクトなどがあります。経済協力開発機構 (OECD) との共同研究活動、高大連携の強化など、“協働・共創”の新たな取り組みも進めています。
神戸親和大学の理想や想いを表現した「ともに学び ともに成長する」というタグラインを新たに掲げています。この言葉に“学びの共同体”としてみんなが一緒に未来を切り拓いていく姿を託し、「夢にあふれた飛躍する大学」をめざしています。大学と学生たちがともに成長することをめざしています。
URL:https://www.kobe-shinwa.ac.jp

SNSでシェアする
一覧に戻る